HYDE

HYDE 出展: BAU 2027

2027/01/11~2027/01/15Messe Münchenホール C4ブース 523

参照番号

ドア金物用語集。仕様表に出てくる用語と、それぞれを間違えた場合の代償。

この23の用語は、業界辞典から選んだものではありません。当社が公開している製品ページで最もよく出てくる仕様ラベルを数えたものです。どれもこのサイトで目にする項目で、各項目の横の数字はその項目を記載しているモデルの数です。

公開中の390モデルが、これらの用語を1つ以上使っています。各項目では定義を先に、影響を後に記載しています。その項目を誤って指定しかけていないかは、影響を読めば判断できるからです。

寸法

Backset151機種が記載

扉の木口から角芯の中心、つまりハンドルが回転する穴の中心までの距離です。当社製品では60mmが圧倒的に多く、多くの機種は現場で60mmと70mmを切り替えられます。公表している範囲は16~90mmです。北米では同じ2つの寸法を2-3/8″と2-3/4″と表記します。

ドア金物の発注で最も多い誤記入の数値です。60mmで穴加工済みの扉に70mmの錠は付きません。ハンドルの位置がずれ、ラッチがストライクに届きません。金属は現場で調整できないため、バックセットを誤ればコンテナ1本分が取り付けられずに倉庫で眠ることになります。

backsetの詳細

Center distance40機種が記載

当社カタログではこのラベルを2種類の寸法に使っているため、どちらを読んでいるかを把握しておく価値があります。箱錠ではシリンダー中心から角芯中心までの距離で、45、65、68、72、85、92mmを公表しており、このうち72と85が欧州で一般的な数値です。引手やガラス扉金具では2つの取付点間の距離で、当社の範囲は125~179mmです。

箱錠では、芯々距離が扉面に開ける2つの穴の位置を決めます。これを誤るとシリンダー穴とハンドル穴が錠と合わず、使えなくなるのは錠ではなく扉です。

center distanceの詳細

Door thickness170機種が記載

製品が適合するよう設計された扉厚の範囲です。角芯と取付ビスに調整代があるため、単一の数値ではなく範囲で示します。

範囲を下回るとビスが底付きして丸座が浮き、上回ると角芯が貫通せず、どれほど力を加えても届きません。ガラス扉やアルミ扉では、錠が想定している木製建具より扉が薄いため、最初に確認すべき数値です。

Deadbolt throw44機種が記載

デッドボルトを完全に突き出したとき、錠のフロント面から突き出す長さです。当社の公表値は25mmです。

出寸法は枠に掘る穴の深さを決めます。また、玄関扉のデッドボルト出寸法の最小値を建築基準で定めている市場もあります。戸当たりの深い枠に出寸法の短いボルトを使うと、こじ開けられるおそれがあります。

Projection18機種が記載

ハンドル、バー、金具が扉面から突き出す寸法です。

突出寸法は廊下の有効幅を狭め、避難経路ではその幅が法規で定められています。幅900mmの廊下に70mm突き出すパニックバーは、好みの問題ではなく仕様上の問題です。

Standoff6機種が記載

引手のバーと扉面との間隔で、指が入る空間です。当社の公表値は18.5mmと26mmです。

小さすぎると手袋をした手では使えず、冷蔵倉庫や作業場の出入口では問題になります。最小寸法を定めたアクセシビリティ指針を持つ市場もあります。

Cross bore12機種が記載

円筒錠のシャーシを納めるため、扉面を貫通して開ける大きな穴です。当社の公表値は51mmです。

扉穴はすでに開いている穴です。シャーシが穴より大きければ吊り込み済みの扉に穴を開け直すことになり、小さすぎれば丸座が何も覆わなくなります。

Fixing center6機種が記載

扉に金具を固定するビス穴の中心間距離です。

既存の扉の穴に交換用の金具が合うかどうかを決める数値です。同時に当社カタログで最も記載が手薄な数値でもあり、近似値を載せるよりはそう明記することを選びました。お問い合わせいただければ、実物を測定します。

Glass gap11機種が記載

パッチ金具やガラス扉錠が挟み込めるよう加工されたガラスの厚さです。当社の公表値は7mm、7.5mm、8mmです。

強化ガラスは強化処理後に切断も穴開けもできません。ガラスに合わない金具は新しいガラスを待つことになり、それが開口部全体で最も長いリードタイムになります。

glass gapの詳細

機構

Handing134機種が記載

扉がどちらの縦端で吊られ、どちらへ開くかを、決まった視点から表したもので、関係者の認識をそろえるためのものです。当社の多くの機種は左右兼用で、勝手は発注時ではなく取付時に決まります。

勝手は記憶で記入されることが最も多い項目で、一般に使われている2つの表記法は互いに食い違います。左右兼用の型番であればこの問題はなくなるため、決める前に確認しておく価値があります。

handingの詳細

Chassis120機種が記載

円筒錠の作動部本体です。扉穴(クロスボア)の中に納まり、ハンドルの動きをラッチの動きに変換します。トリムは両面からここにボルト留めします。

グレードは目に見えるレバーではなく、シャーシの特性です。ハンドルが同じでもシャーシが異なれば別の製品であり、開閉耐久回数はシャーシに対する数値です。

Latch87機種が記載

片側が斜めになったスプリング付きのボルトで、閉じた扉を保持し、ハンドルを回すと引っ込みます。デッドボルトとは異なり、ラッチは押し戻せますが、デッドボルトは押し戻せません。

防火戸は閉まるだけでなく、ラッチが掛からなければなりません。ラッチがストライクに掛からなければ扉は何にも保持されておらず、何にも保持されていない扉は、性能等級にかかわらず防火戸ではありません。

latchの詳細

Strike63機種が記載

枠に彫り込んで取り付け、ラッチやボルトが入るプレートです。扉が閉まるとき、その舌部がラッチを導き入れます。

ストライクの取付位置が数ミリずれていることは、新しい扉のラッチが掛からない最も一般的な原因であり、開口部で最も安く直せる箇所です。玄関扉では材質が重要です。力が加わったとき最初に破られるのは錠ではなく、薄いストライクです。

Spindle23機種が記載

錠を貫通し、ハンドルの回転を扉の片側から反対側へ伝える角形の鋼棒です。当社品は8mm角と9mm角です。

8mmと9mmは写真では見分けがつきませんが、互換性はありません。9mmのハブに8mmの角芯を入れるとガタが生じ、ガタはやがてハンドルの垂れ下がりに、さらに機構の摩耗につながります。ある仕入先のハンドルを別の仕入先の錠と組み合わせる前に、角芯の寸法を確認してください。

Cylinder107機種が記載

キーで操作する、取り外し可能な内筒です。キーを決めるのはシリンダー、機能を決めるのは箱錠です。錠に手を加えずに取り外せるため、マスターキーシステムはこの部品を基に組み立てます。

扉に合わない長さのシリンダーは、長すぎれば突き出して掴まれ折られ、短すぎればカムに届きません。長さを決めるのは錠ではなく扉です。

cylinderの詳細

Trim107機種が記載

外側の面に付く金物(レバー、ノブ、引手、プレート)で、操作する本体とは別に供給されます。パニックデバイスではバーが室内側、トリムが室外側で、発注明細は2行に分かれます。

当社カタログで最も多い読み違いです。そのため2026-09-14に14件の製品名を変更しました。「035 Panic Exit Device」という名称の製品は、バーではなく外側トリムでした。誤って発注すると、届くのは扉半分の部品だけです。

trimの詳細

Rose18機種が記載

レバーやノブの根元にあり、取付部と扉穴を覆う円形のプレートです。シリーズにより直径36~75mm。カタログではレバーハンドルのシリーズで「丸座」、ノブと浴室用品のシリーズで「ロゼット」と表記していますが、同じ部品です。

錠を交換するときは、新しい丸座が古い丸座の跡を覆わなければなりません。改修で丸座が小さくなれば、すべての扉でパテ埋めと再塗装が必要になります。

注文と根拠資料

Cycle life85機種が記載

製品が試験室の試験で故障せずに完了した開閉回数です。当社の公表値は200,000回です。

これは試験結果であり、保証でも耐用年数でもありません。同じ規格で試験した製品同士なら比較できますが、異なる規格で試験した製品同士では意味がありません。2社の仕入先が同じ数値を提示したときに、まず尋ねるべき点です。

cycle lifeの詳細

Keying80機種が記載

錠の組とキーの組との関係です。個別キー:錠ごとに異なるキー。同一キー:1本のキーでグループ全体を開けられます。マスターキー:各錠に固有のキーがあり、上位の1本のキーですべてを開けられます。

マスターキーシステムの計画は、シリンダーが届いてからではなく、キーを切削する前に決めておく必要があります。後から階層を変えれば、グループ内のすべての扉でシリンダーを新調することになります。計画シートがあるのはそのためです。

keyingの詳細

Function160機種が記載

外観ではなく錠の働きを示します。玄関錠(外側キー)、浴室錠(内側サムターン、外側非常解錠)、通路用(ラッチのみ、施錠なし)、教室錠、間仕切り錠。機能は当社発注コードの末尾2文字です。

見た目がまったく同じ2つの錠が、浴室錠と玄関錠ということがあります。倉庫に浴室錠を指定すればキーで施錠できず、浴室に玄関錠を指定すれば、中で人が倒れたときに入ることができません。

Grade19機種が記載

試験規格によって与えられる性能等級です。北米ではANSI/BHMA Grade 1・2・3、欧州の避難用金物ではEN 1125とEN 179があります。グレードは常に、組立品全体として試験された特定の型番に付与されます。

グレードは工場やカタログに付くものではありません。仕入先が「このシリーズはGrade 2」と言うなら、試験報告書にどの型番が記載されているかを尋ねてください。承認申請で通用するのは、その形の主張だけです。

gradeの詳細

Finish289機種が記載

表面処理のことで、当社の型番の中ほどに2~3文字のコード(SSS、PB、SN、GM)で表記します。数字の後に続く文字の前半が仕上げ、後半が機能です。

仕上げコードはANSI/BHMA番号ではありません。BHMA番号は素地金属も表すためで、同じサテンクロームでも真鍮素地なら626、鋼素地なら652です。一方の指定に対してもう一方を納めれば、承認図書は差し戻されます。

finishの詳細

Narrow stile用語であり、仕様項目ではありません

縦框が細く、通常の箱錠を納められないアルミ扉です。有効な奥行きは一般に30~50mm程度です。標準品を削って納めるのではなく、その奥行きに合わせて設計された箱錠が必要です。

標準の箱錠を細い框に組み込むと、扉が頼りにしていた材を削り取ることになり、1シーズンのうちに扉が垂れ下がります。その垂れは丁番のせいにされますが、原因は錠の彫り込みです。

narrow stileの詳細

定義されていない用語がありますか?

お送りください。当社のページにある用語がここに載っていなければ、それは用語についての疑問ではなく、このページの抜けです。当社としてはページを直したいと考えています。隣にある2つの参考ページは、次に出てくる質問に答えます。注文コードの構成と、見つからなくなった型番に何があったかです。