HYDE

HYDE 出展: BAU 2027

2027/01/11~2027/01/15Messe Münchenホール C4ブース 523
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キーイング表の書き方(空欄テンプレート付き)

キーイング表は、シリンダーのピンを組む根拠となる扉ごとの表です。扉、シリンダーの種類と長さ、機能、キー記号、それを開けるマスターの段階、鍵の本数、注記を記載します。列の構成、AA1やAB2といった記号の付け方、小さなオフィスの具体例、書き写せる空欄のテンプレート、そして発注時に送るべきものを説明します。

Johnson Liu

Canton Hyland デジタルコミュニケーション部デジタルメディア修士(MA)、ジョンズ・ホプキンス大学

70 SNKT-2 euro profile cylinder, original catalog photograph.

キーイング表は、シリンダー1個につき1行の表です。各行には、扉の名前、そこに入るシリンダーの種類と長さ、機能、ピンを組むキー記号、ほかにどのマスターキーで開くか、鍵を何本作るか、そしてクロスキーイングや工事用キーなどの特記事項を書きます。シリンダーのピンを組む人はこの表を見て作業するので、空欄は推測になり、誤った欄は誤ったシリンダーになります。

作成は、同じリストを4回たどる作業です。シリンダーが入るすべての扉に、図面の番号を使って番号を振ります。錠ケース、断面形状、長さ、機能といった物理的な列を、実測に基づいて埋めます。建物で合意した系統に従ってキー記号を割り当てます。最後に例外を記します。以下では、列の構成、記号の付け方、小さな建物の具体例、書き写せる空欄のテンプレート、シリンダーが返品になる最も多い間違い、そしてサプライヤーに送るべきものを説明します。建物にマスターの段階がいくつ必要か、なぜ段階ごとに容量を消費するのかは別の問題で、それぞれ専用の記事があります。この記事が扱うのは、その判断の後に作る実務の書類です。

扉番号を共有する3つの表

金物表は、各扉に付く金物一式を列挙します。キーチャートは鍵を列挙し、誰がどの鍵を持ち、その鍵でどの扉が開くかを示します。キーイング表はシリンダーを列挙し、1個につき1行で横に読みます。3つは同じ建物を3つの方向から記述しており、それらを結び付ける列が扉番号です。図面では扉07が機械室なのに、キーイング表では清掃用具庫になっていれば、シリンダーは違う部屋向けに正しくピンが組まれ、鍵の引き渡しまで誰も気づきません。

各列と、それぞれが左右するもの

横にスクロールして列を比較できます。列見出しを選択すると並べ替え、3回選択すると元の順序に戻ります。

各列と、それぞれが左右するもの
扉番号図面と金物表の番号この表と他の表を結ぶ唯一の手がかり
場所利用者が知っている部屋名人は番号ではなく部屋名で表を確認する
扉または金物の種類扉の材質と、シリンダーを使う錠ケースユーロプロファイルの箱錠、オーバル形の錠ケース、面付錠、框扉用の細幅の錠ケースは、それぞれ異なるシリンダーを使う
シリンダーの種類と長さ断面形状、全長、振り分け長さはキーイングではなく扉で決まる。ここが空欄なら現場で推測することになる
機能両面鍵、鍵とサムターン、片面のいずれか。サムターンの側鍵で何を操作するか、人がどう外に出るかを決める
キー記号シリンダーのピンを組む個別キーの記号(AA1など)2行に同じ記号があれば、意図の有無にかかわらず同一キーになる
マスターキーの段階個別キーより上で、そのシリンダーも開けるすべての鍵確認者が扉ごとに系統をチェックできる
鍵の本数このシリンダー、または同一キーの組のために作る個別キーの本数鍵は記号ごとに数えるので、同一キーの組は1回だけ数える
注記クロスキーイング、工事用キー、マスターから外す扉、仕上げの例外システムは例外のところで破綻するので、例外は見えるようにしておく

9 rows · 元の順序

多くの表には仕上げの列も加えられます。仕上げが1種類のプロジェクトなら、仕上げはヘッダーで一度だけ示し、列は例外にだけ使うほうがすっきりします。そろった扉が並ぶ中に1つだけ仕上げの違うシリンダーがあれば、訪れる人は誰でも気づくからです。

キー記号の付け方

ほとんどの表は、北米のドア金物業界で標準となっているキーコードの付け方を使っています。これはDoor and Hardware Instituteのキーイング用語集に定められ、機械式キーシステムに関するBHMAの推奨規範A156.28にも反映されています。その利点は、どの記号も系統の中での自らの位置を示しているので、確認者が何も調べずに行を読めることです。

4段階のシステムでは、最上位の鍵はGGMです。その下の各グランドマスターには1文字が付きます。A、Bです。各マスターは2文字目を加えるので、Aの下のマスターはAAとAB、Bの下の最初のマスターはBAです。個別キーは数字を加えます。AA1、AA2、AB1、AB2です。AB2を左から読むと、GGMの下、グランドマスターAの下、マスターABの下の個別キー2、という意味になります。5段階のシステムでは、マスターと個別キーの間に3文字目を加えたサブマスターAAAが入り、個別キーはAAA1、AAA2となります。3段階のシステムは低い位置から始まります。最上位の鍵はGM、マスターはAとB、個別キーはA1、A2、B1です。

実際の表のほとんどには、さらに2つの印が登場します。XAB2のように記号の前にあるXは、そのシリンダーがクロスキーイングされていることを示します。AB2でピンを組みつつ、別の系列の鍵でも開くということで、その鍵を注記欄に明記しなければなりません。そして複数の行に現れる記号は、それらの扉が同一キーであることを示します。1つのオフィスに入る2枚の扉のように意図的なことも多いのですが、入力ミスのこともあります。そのため表では、読む人に重複を見つけさせるのではなく、同一キーの組をすべて注記に明記すべきです。どの付け方を使うにしても、シートの上部に凡例を置き、すべてのページで同じにしてください。

具体例:平屋の小さなオフィス

施錠できる扉が7枚、段階が3つある小さなオフィスを考えます。GMはオーナーが持ち、マスターAはオフィス側用で事務長が持ち、マスターBはサービス側用で清掃業者が持ちます。シリンダーは当社のユーロプロファイルの3型番で、記録に公表しているとおりにのみ記載します。70 SNKT-2は全長70mmで、記録では振り分けを30/10/30としています。写真では片面が鍵、もう片面がサムターンです。60 SNDKは60mm、70 SNDKは70mmで、どちらも両面鍵の機能です。3型番ともサテンニッケル(SN)で掲載しています。SNDKの2つの記録はどちらも振り分けを公表していないので、表では数値を埋めずにその旨を書きます。2つの長さは実測した扉に従っており、覚えておく価値のある点を示しています。1つのシステムで長さを混在させることはできますが、断面形状はできません。

横にスクロールして列を比較できます。列見出しを選択すると並べ替え、3回選択すると元の順序に戻ります。

具体例:平屋の小さなオフィス
01正面入口木製、ユーロプロファイルのラッチ付き箱錠70 SNKT-2、ユーロ、70mm、振り分け30/10/30外側は鍵、内側はサムターンA1A、GM6社員1人1本と予備。引き渡しまでは工事用キー
02受付木製、ユーロプロファイルのラッチ付き箱錠60 SNDK、ユーロ、60mm、振り分けは要確認両面鍵A2A、GM2
03執務室1木製、ユーロプロファイルのラッチ付き箱錠60 SNDK、ユーロ、60mm、振り分けは要確認両面鍵A3A、GM304と同一キー。鍵はここで数える
04執務室2木製、ユーロプロファイルのラッチ付き箱錠60 SNDK、ユーロ、60mm、振り分けは要確認両面鍵A3A、GM003と同一キー
05会議室木製、ユーロプロファイルのラッチ付き箱錠60 SNDK、ユーロ、60mm、振り分けは要確認両面鍵XA4A、B、GM2クロスキーイング:B(清掃)でも開く
06清掃用具庫木製、ユーロプロファイルの本締り箱錠70 SNDK、ユーロ、70mm、振り分けは要確認両面鍵B1B、GM1マスターAには含めない
07機械室木製、ユーロプロファイルの本締り箱錠70 SNDK、ユーロ、70mm、振り分けは要確認両面鍵B2B、GM1マスターAには含めない

7 rows · 元の順序

マスターキー自体は表の下に書きます。どの1行にも属さないからです。GM ×2(オーナー用と、施錠して保管する1本)、A ×2、B ×1。この例の3つの点は意図的なものです。扉03と04がA3を共有しているのは、1つのチームが両方の部屋を使うからです。注記にそう書き、鍵は1回だけ数えます。清掃用具庫と機械室はBの下だけにあるので、事務長のAの鍵では開きません。行には、推測に任せずそのことを明記しています。そして05の行が唯一のクロスキーイングのシリンダーで、清掃業者のBの鍵で会議室が開きます。確認の際に問い直すべきはこの行です。この規模の建物なら、シリンダーにシアラインを追加するより、会議室をBのグループに移すか、清掃業者に鍵を貸すほうがたいてい簡単です。その判断を下すのは表ではありません。表はそれを見えるようにするのです。

書き写せる空欄のテンプレート

表の上に4行を書きます。プロジェクト名と改訂日、システム全体で使う断面形状とキーウェイ、使用する段階とそれぞれの保有者、そしてクロスキーイングを示すX、工事用キーを示すCONといった印の凡例です。そのうえで、扉ごとではなくシリンダーごとに1行を書きます。ラッチ付き箱錠と別の本締錠が付いた扉にはシリンダーが2個あるので、2行になります。

横にスクロールして列を比較できます。列見出しを選択すると並べ替え、3回選択すると元の順序に戻ります。

書き写せる空欄のテンプレート

8 rows · 元の順序

シリンダーが返品になる間違い

長さの欠落や曖昧さ。70mmとだけ書いた行は、答えの半分しか示していません。ユーロシリンダーは全長と、カムの両側への振り分けで表され、振り分けによって、その扉の両面でシリンダーが適切に収まるかどうかが決まります。2つの表記法が混乱に拍車をかけます。当社の70 SNKT-2の記録は振り分けを30/10/30と書いており、10mmのカム部の両側に30mmの部分が2つあるという意味です。各側をカムの中心まで測る一般的な慣習では、同じシリンダーを35/35と書きます。どちらの表記か明記せずに一方を使った表は、30/40と読まれるおそれがあります。全長と振り分けを書き、どちらの表記法を使ったかを明記し、空欄にせず「要実測」と書いてください。扉自体の測り方は、シリンダーの長さに関する記事で説明しています。

断面形状の混在。1つのマスターキーシステムのすべてのシリンダーは、断面形状とキーウェイを共有しなければなりません。マスターキーは、開けるすべてのシリンダーに物理的に差し込めなければならないからです。ユーロシリンダーとオーバル形のシリンダーには互換性がなく、互いの錠ケースには収まりません。当社のオーバル形片面シリンダー(Single oval cylinder)は後者の種類のシリンダーです。記録では、外部用の片面シリンダー、30mm(延長サイズはオプション)、6ピン、鍵3本付きと記載しています。オーバル形の錠ケースには正しい製品ですが、ユーロプロファイルの表に入れることはできません。この間違いは、2社の錠サプライヤーのカタログを寄せ集めた表から生じることが多いので、キー記号を1つでも割り当てる前に、錠ケースの列と断面形状の列を照合してください。

容量を食うクロスキーイング。クロスキーイングしたシリンダーは、それぞれ複数の系列の鍵に応じます。つまりシアラインが増え、システムの他の部分で使えたはずの組み合わせが減ります。1枚ずつ認めていくと積み重なり、やがて固有の個別キーをそれ以上作れなくなります。表での防御は簡単です。クロスキーイングの行にはすべてXを付け、2つ目の鍵を注記に書き、表を送る前にXの行を数えてください。その数に驚いたなら、おそらく系統に必要なのは例外を増やすことではなく、グループを1つ増やすことです。

小さな間違いでも再発注の原因になるものがあります。同じ記号を誤って2行に入力し、2つの部屋が同一キーになってしまう。鍵とサムターンのシリンダーで、サムターンをどちらの面に付けるかの注記がない。扉番号が最新の図面と一致していない。そして鍵の本数が空欄で、サプライヤーが箱に入っている本数で埋めてしまう。

発注時にサプライヤーに送るもの

横にスクロールして列を比較できます。列見出しを選択すると並べ替え、3回選択すると元の順序に戻ります。

発注時にサプライヤーに送るもの
改訂日を記したキーイング表シリンダーはこの表からピンを組む。日付で、どの版に見積もったかがはっきりする
システムの断面形状とキーウェイすべてのシリンダーが共有しなければならない。既存システムの増設なら、その旨と記録の保管者を伝える
全行の長さと振り分け、および表記法長さは扉で決まり、サプライヤーはお客様の扉を測れない
機能と、ある場合はサムターンの側両面鍵、鍵とサムターン、片面のいずれか
鍵の一覧:各マスターの記号と本数マスターキーはどの行にも現れないので、書き漏らしやすい
工事用キーの有無と、引き渡し時の終わらせ方梱包の仕方だけでなく、シリンダーの作り方が変わる
仕上げ行に別の記載がない限り、案件全体で1種類
鍵の刻印と梱包の方法通常はキー記号ごと。引き渡し時に表と照合できるようにする

8 rows · 元の順序

当社側では、ユーロシリンダーの記録に全長と仕上げを公表し、両面鍵の機能を持つ型番はその旨を示し、一部の型番では振り分けも示しています。マスターキー対応の選択肢は公表していないので、キーイング表を添えてお問い合わせください。表に基づいて作成した見積もりは、1行ずつ確認できます。1行の説明文に基づく見積もりは確認できず、その違いは鍵を引き渡す日に表れます。

この記事でわかること

キーイング表とは何ですか?

シリンダー1個につき1行の表で、扉、シリンダーの種類と長さ、機能、ピンを組むキー記号、そのシリンダーも開けるマスターキー、作る鍵の本数、そしてクロスキーイングや工事用キーなどの注記を記録します。シリンダーはこの表からピンを組むので、空欄はすべて推測になります。

キーイング表にはどんな列が必要ですか?

扉番号、場所、扉または錠ケースの種類、シリンダーの断面形状と全長・振り分け、サムターンの側を含む機能、キー記号、そのシリンダーも開けるマスターの段階、鍵の本数、そしてクロスキーイング、工事用キー、マスターから外す扉についての注記です。仕上げは列として加えるか、ヘッダーで一度だけ示します。

AA1やAB2のようなキー記号は何を意味しますか?

標準的なキーコードの付け方では、各文字が段階を表します。4段階のシステムでは、GGMが最上位の鍵、Aのような1文字がグランドマスター、ABのような2文字がAの下のマスターで、AB2のように数字を加えたものがそのマスターの下の個別キーです。XAB2のように前に付くXは、クロスキーイングされたシリンダーを示します。

キーイング表とキーチャートの違いは何ですか?

キーチャートは鍵を列挙し、誰がどの鍵を持ち、その鍵でどの扉が開くかを示します。キーイング表はシリンダーを1個につき1行で列挙し、製作に必要な物理的なデータ、つまり断面形状、長さ、振り分け、機能を記載します。両者は扉番号を共有しており、互いに照合すべきものです。

マスターキーシステムのシリンダーを発注するとき、サプライヤーに何を送ればよいですか?

改訂日を記したキーイング表、システム全体の断面形状とキーウェイ、全行の長さと振り分けおよび測り方の表記法、機能とサムターンの側、マスターキーの記号と本数の一覧、工事用キーの有無、仕上げ、そして鍵の刻印と梱包の方法です。

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