
ドアスコープは、掲載している扉厚の範囲に収まる扉にしか取り付けられません。視野角を見る前に、まずこの範囲を確認してください。当社の記録では、DV06の160°版が30〜50 mm、DV05、DV09、DV11、DV12-Sが35〜55 mm、DV05とDV06のロング版が60〜100 mmです。DV04は伸縮式で、34〜62 mmに調整できます。扉が範囲より厚いと、スコープの2つの部品が互いに届きません。薄いと、扉の両面を締め付ける前に突き当たってしまいます。
2番目が胴径で、これでドリルの径が決まります。真鍮製のDV05、DV06、DV09、DV11は12、14、16 mmで掲載しています。DV04の胴径は14 mmです。DV08 SNとDV12-Sは28 mmで掲載しています。3番目が視野角で、160°、180°、200°があります。角度が広いほど扉の前の様子が多く見えますが、像は小さくなり、周辺ほど歪みます。
ドアスコープの構造
ドアスコープは、扉の両側からねじ込んで締め合わせる2つの部品でできています。外側の部品は広角レンズと外側のリングを持ち、廊下側から差し込みます。内側の部品は接眼部の胴です。室内側から外側の部品にねじ込み、外側のリングを押さえたまま、溝にドライバーを当てて締めます。多くの型番では内側の部品にカバーも付いています。2つの部品がかみ合えるのは限られた深さだけで、扉厚の範囲はその深さを表しています。
光学系は一方向にしか働きません。室内からは、外にいる人が縮小された広い像で見えます。外からレンズをのぞいても、室内はほとんど見えません。ドアスコープは扉を開けずに外を見るための道具で、その働きは仕上げや外形には左右されません。ある扉で使えるかどうかを決めるのは、以下の数値です。
穴を開ける位置で扉を測る
扉厚は、扉の端ではなく、スコープを付ける位置で測ってください。框組みの扉では、扉の中央が周りの框より薄い鏡板になっていることがあります。金属の表面材、化粧板、後付けのモールディングがある扉では、穴の位置の厚さにそれらすべてが含まれます。重要なのは、ドリルが貫通する深さです。
次にその数値を範囲と照らし合わせ、範囲と範囲のすき間に注意してください。55 mmの扉は35〜55 mmの範囲のちょうど上限です。56〜59 mmの扉は35〜55と60〜100の間に落ちるので、DV05やDV06のショート版でもロング版でも対応できません。ここで取り上げる型番のうち、掲載データでこの帯をカバーしているのは、34〜62 mmに調整でき胴径14 mmのDV04だけです。範囲の端にある扉は、発注前にもう一度測る価値があります。薄い扉は選択肢が少なくなります。このグループで掲載している最小値はDV06の160°版の30 mmで、次がDV04の34 mmです。30 mmより薄い扉は、これらの型番の当社データの範囲外です。
横にスクロールして列を比較できます。列見出しを選択すると並べ替え、3回選択すると元の順序に戻ります。
| DV04 | 亜鉛合金 | 胴径14 mm、外側リング26 mm | 34〜62 mm、伸縮式 | 記載なし | 内側カバー |
|---|---|---|---|---|---|
| DV05 | 真鍮 | 12 / 14 / 16 mm | 35〜55または60〜100 mm | 180° / 200° | 合成樹脂レンズカバー |
| DV06 | 真鍮 | 12 / 14 / 16 mm | 30〜50 mm(160°)/ 35〜55 / 60〜100 mm | 160° / 180° / 200° | 合成樹脂、カバーはオプション |
| DV08 SN | 亜鉛合金 | 28 mm | 長さ60〜95 mm。扉厚の範囲は別途記載なし | 200° | ガラスレンズ、カバー付きまたはなし |
| DV09 | 真鍮 | 12 / 14 / 16 mm | 35〜55 mm | 180°または200° | 合成樹脂レンズ、カバー付き |
| DV11 | 真鍮 | 12 / 14 / 16 mm | 35〜55 mm | 180° / 200° | 合成樹脂レンズ、カバー付き |
| DV12-S | ABS樹脂 | 28 mm | 35〜55 mm | 200° | 合成樹脂、保護カバー付き |
7 rows · 元の順序
胴径でドリルの径が決まる
穴は胴に合っていなければなりません。大きすぎると、締めた後にスコープが回ったり、中心からずれたりします。小さすぎると胴が通りません。DV05、DV06、DV09、DV11は発注時に径を選びます。どの記録にも12、14、16 mmと載っていますが、どの径がどの扉厚の範囲や視野角と組み合わさるかは記載していません。3つの数値を同じ発注明細に書いてください。
既存のスコープを交換する場合は、扉にすでに開いている穴を測ってください。同じ穴径のスコープなら、新たに穴を開けずに取り付けられます。穴径の小さいものでは胴の周りにすき間が残り、大きいものでは仕上がった扉に穴を開け直すことになります。いずれにしても、径は既存の穴で決めるべきです。
DV08 SNとDV12-Sは28 mmで掲載していて、真鍮製の12〜16 mmの型番よりはるかに大きな穴が必要です。当社の記録には、この2つについて別途の穴径を掲載していません。扉に穴を開ける前に、特に仕上げ済みや突き板仕上げで納品された扉の場合は、当社に穴径を確認してください。28 mmのスコープは、14 mmのものとそのまま交換できません。
穴開けの一般的な要領は、径にかかわらず同じです。面に対して直角に開けます。木の扉では、片側からドリルの先端がちょうど抜けるところまで開け、反対側から仕上げると、どちらの面もささくれません。斜めに開いた穴ではスコープの2つの部品の芯が合わず、いくら締めても直りません。
視野角:160°、180°、200°
視野角で、室内の人が扉の外をどれだけ見られるかが決まります。広い角度なら、扉の正面に立つ人だけでなく、脇に立つ訪問者も見えます。その代わり、像は小さくなり、周辺ほど歪みます。当社のデータでは、160°はDV06の30〜50 mm版だけです。DV05、DV09、DV11は180°か200°を選べます。DV08 SNとDV12-Sは200°だけで掲載しています。
集合住宅やホテルの客室の扉のように、スコープが廊下に面している場合、訪問者は扉の正面ではなく脇に立つことがあり、200°ならその位置が見えます。奥行きの浅いポーチに面した扉では、訪問者は自然と扉の正面に立つので、180°で十分です。どの角度を選ぶにしても、希望する視野角と扉厚の範囲が同じ記録に並んで載っているかを確認してください。160°のDV06は30〜50 mm版で、60〜100 mm版ではありません。
レンズ、カバー、材質、仕上げ
これらの記録の多くは、合成樹脂のレンズまたはレンズカバーを掲載しています。DV08 SNはガラスレンズです。カバーは室内側にあって接眼部をふさぐので、扉の向こうの部屋が明るくても外のレンズに光が漏れません。DV08 SNはカバー付きとカバーなしがあります。DV06ではカバーはオプションとして掲載しています。DV09、DV11、DV12-Sはカバーをスコープの一部として掲載し、DV04は内側カバー付きと記載しています。
DV05、DV06、DV09、DV11は真鍮製です。DV04とDV08 SNは亜鉛合金、DV12-SはABS樹脂でBN仕上げです。写真のとおり、DV11は外側の面が四角です。それでも胴は丸い径12、14、16 mmで掲載しているので、穴は丸いスコープと同じように開けます。仕上げは同じ扉のレバーやノブに合わせて指定してください。DV05とDV06の仕上げにはCP、PB、SC、SN、AB、AC、ORBがあり、DV09とDV11にはPB、AB、AC、CP、SNがあります。
DV08で検索された方へ。無印のDV08の記録には、材質(真鍮または亜鉛合金)と仕上げは載っていますが、寸法は掲載していません。数値が載っているのはDV08 SNの記録で、径28 mm、長さ60〜95 mm、200°、ガラスレンズです。60〜95 mmは長さです。当社の記録はこれを扉厚の範囲に換算していないので、お問い合わせの際は実測した扉厚をお知らせください。
扉のどこに付けるか
スコープは扉の幅の中央、使う人の目の高さに付けます。子どもや車いすの方も外を見る必要がある場合は、低い位置に2つ目を付けるのが一般的な対応です。枠や錠側の端の近くには付けません。仕上げは、その扉のほかの金物とそろえてください。
発注明細に書くこと
明細は型番ごとではなく、扉厚ごとに1行にします。各行には、穴の位置で測った扉厚、型番、胴径、長さの版または扉厚の範囲、視野角、レンズとカバー、仕上げを書きます。同じプロジェクトでも、玄関扉と室内扉では厚さが違うことがよくあります。1行にまとめると、納品物の一部が取り付けられません。
当社の記録に載っていないのは次の項目です。DV04の視野角、長さ60〜95 mmとは別のDV08 SNの扉厚の範囲、28 mmの型番の穴径、そしてDV05、DV06、DV09、DV11でどの径がどの視野角や範囲と組み合わさるか。いずれかが発注を左右する場合は、扉に穴を開ける前に書面で数値をご請求ください。
この記事でわかること
ドアスコープはどの厚さの扉に合いますか。
その型番で掲載している範囲だけです。当社の記録では、160°のDV06が30〜50 mm、DV05、DV09、DV11、DV12-Sが35〜55 mm、DV05とDV06のロング版が60〜100 mm、伸縮式のDV04が34〜62 mmです。扉の端ではなく、スコープを付ける位置で扉を測ってください。
ドアスコープの穴はどの径で開ければよいですか。
胴径に合った穴です。真鍮製のDV05、DV06、DV09、DV11は12、14、16 mmがあり、DV04の胴径は14 mmです。DV08 SNとDV12-Sは28 mmで掲載しています。この2つについては別途の穴径を掲載していないので、穴を開ける前に当社に確認してください。
200°のドアスコープは180°より優れていますか。
より多く見えますが、優れているわけではありません。200°なら扉の脇に立つ訪問者が見え、廊下では役に立ちます。その分、像は小さく、周辺ほど歪みます。訪問者が自然と扉の正面に立つ場所なら180°で十分です。当社のデータでは、DV08 SNとDV12-Sは200°のみ、DV05、DV09、DV11は180°か200°、DV06には160°版もあります。
DV08ドアスコープの寸法は。
無印のDV08の記録には材質と仕上げは載っていますが、寸法は掲載していません。数値が載っているのはDV08 SNの記録で、亜鉛合金、径28 mm、長さ60〜95 mm、視野角200°、ガラスレンズ、カバー付きとカバーなしがあります。扉厚の範囲は長さとは別に掲載していません。
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